噛み合わせ
噛み合わせ治療について
当院では何が原因で症状が出ているのかを精密に診断するため、必要に応じてCT、セファロ撮影を行い、歯のポジションから顎の位置のチェックまで総合的に診査させて頂いております。
噛み合わせの悪さが身体に及ぼす悪影響
- 肩こり
- 頭痛
- 消化不良
- 口臭
- 虫歯や歯周病になりやすい
こんな方は噛み合わせ治療が必要です
- 顎が痛い
- 口が開けづらい
- 顎がカクカク音がして痛い
噛み合わせ治療の方法
生活習慣のチェック・改善
噛み合わせを悪化させるような習慣やクセが認められる場合には、それらの習慣が噛み合わせを悪化させていることをまずは認識していただき、クセが出ないように普段から強く意識していただきます。
スプリント療法
噛み合わせや顎の位置を、本来あるべき場所に誘導するための取り外し式マウスピースを作製し、装着していただきます。
診査・診断を行ったのち、上下の歯型をとり、1週間ほどで完成します。
リシェイピング
噛み合わせのバランスの調整です。歯に加わる力の分散を行います。
この際、歯を削る治療を行いますが、削る歯の量は最小限に抑えます。患者様の同意を得ずに歯を削ることは決してありません。
咬合再構成
リシェイピングと併用して、被せ物などを用いて歯の形を整える治療を「咬合再構成」と呼びます。
互いの歯が干渉しないような形の被せ物をする、適合していない差し歯を新しい差し歯に入れ替えてバランスを整える治療を行います。
矯正治療
歯列のアーチが狭すぎるまたは下顎の後退しているケースなどでは、
矯正治療が有効な場合もあります。
歯ぎしりについて
歯ぎしりが起こる原因
- ストレス 歯ぎしりの原因としてもっとも多いとされるのが「ストレス」です。睡眠中に無意識に歯ぎしりや、食いしばりをしたりすることでストレスを解消していると考えられています。
- 噛み合わせ 上下の歯の噛み合わせが悪いと、歯ぎしりが起こりやすくなります。1箇所だけ噛み合わせが高くなっていて、他の歯と強く接触している場合には、歯ぎしりしやすくなります。
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習慣
スポーツ選手は、力を入れるときに瞬間的に歯を食いしばっています。それが睡眠中にも習慣となって現れ、歯ぎしりしてしまうことがあります。さらに飲酒や喫煙も歯ぎしりを引き起こす原因の可能性があります。
歯ぎしりが習慣化してしまうと様々な悪影響を及ぼします。一口に歯ぎしりといっても歯ぎしりには幾つかの種類があります。夜間就寝時によく見られる、下顎を左右にギリギリと動かすグライディング、無意識に強い力をかけて歯を食いしばるクレンチングやカチカチと口をぶつけるタッピングなどがあります。
歯ぎしりによる主な症状
歯がしみる知覚過敏、顎の違和感や痛みの生じる顎関節症、顎の疲労感、歯の並びが不安定に鳴る歯の動揺の他にも歯がすり減る咬耗や頭痛などが挙げられます。
歯ぎしり治療について
歯ぎしりの治療方法
現在一般的に行われている治療法は、ナイトガードを用いた方法です。
ナイトガードとは、睡眠時に用いるマウスピースのことです。装着して眠ることで上下の歯が直接当たらないようにすることができます。ナイトガードを付けて眠れば、もし歯ぎしりをしてしまったとしても歯の摩耗や欠損を防げます。
ナイトガードは、保険適用であり治療にかかる費用も数千円から1万円ほどです。