しっかり磨くと歯茎が下がる!?歯ブラシ圧に要注意!!

しっかり磨くと歯茎が下がる!?歯ブラシ圧に要注意!!

皆さんこんにちは😀カラーデンタルクリニック湘南台です!

季節もすっかり変わり、朝夕の冷え込みも厳しくなってまいりました。

お口の中にとっては、冷たいものがシミやすくなる季節になりましたよね😭

今回はそんな冷たいものがシミやすくなる原因、知覚過敏症と関係が深いとされている、歯ブラシの圧力についてお話しいたします!

当院にも多くの知覚過敏でお困りの患者様がご来院されます。

その方々からお話をお聞きしますと、原因は歯ブラシの時間が長い、力を入れすぎているなどの方が多くいらっしゃいます。

それに加えて元々歯軋りや食いしばりの癖などがありますと、より知覚過敏が全体的に進行してしまいます。

進行しますと、お水だけではなく冬の冷たい風が当たると(たとえば自転車に乗っている時など)それだけで全体的なシミを自覚してしまうこともあります。

歯ブラシを頑張ってして頂いている方はとても素晴らしいですが、注意点もあるということですね😅

歯磨きを真面目にして頂いている方ほど、注意しないといけないこと!

それは歯ブラシを当てる「圧」です。

歯磨きの難しい点は、「歯」という硬い組織と「歯茎」という軟らかい組織を一緒に磨かないといけない点です!

皆さん、歯磨きという名前の通り、歯をちゃんと磨かなきゃ!と意識が働いて硬い組織である「歯」にフォーカスして力を掛けていることが非常に多いと思います。

しかし、それだと軟らかい組織である「歯茎」にとってはそのブラシ圧が過負担になり、歯茎が下がってしまう原因になってしまいます。

ですので、適切圧というのを覚えないと真面目に歯磨きして頂いているにも関わらず、どんどん歯茎が下がってしまい、見た目が悪くなったり、知覚過敏になってしまったりと損をしてしまいます。

 

知覚過敏で悩んでいる方の多くが、過剰なブラシ圧によって引き起こされているとうデータがあります。その場合、知覚過敏用の歯磨き粉を使ったとしてもその原因が解消できていないのでなかなか解決に至らないケースもあります。

磨きのブラッシング圧が強いと歯や歯茎が削れ、象牙質が露出され、知覚過敏の症状を引き起こします。 ゴシゴシと強く磨くのでなく、歯ブラシの毛先が広がらない程度の力で優しく磨きましょう。

また、毛先が固い歯ブラシでは歯や歯茎を傷つけやすいため、柔らかめの歯ブラシに変えることがオススメです。

過度に力を入れて磨いてしまうこと、歯ブラシを大きく動かしてゴシゴシ磨くことを

オーバーブラッシングといいます。

 

日常的にオーバーブラッシングを繰り返すと

*歯茎が下がる(歯肉退縮)

*歯の根本の表面一部が欠損する

*歯茎が歯を取り囲むように盛り上がる

*歯垢や汚れを効果的に落とせない

などの不具合が生じてしまいます。

歯茎が下がると、根っこの部分のセメント質と呼ばれる部分が露出します。

その部分がオーバーブラッシングにより削られていくと、更に内部の象牙質にある象牙細管という神経につながる細かい穴が露出してしまいます。

その細かい穴から神経へ刺激(冷たいものや歯ブラシの毛などの外的刺激)が伝わることで、シミたり痛みを感じるようになります。

では、具体的にはどのような対策をとっていけば良いのでしょうか!?

まずはご自身の歯ブラシ習慣のどこに原因があるのかにより対策は変わります。

まずは歯ブラシの圧力から見直してみましょう!

正しい圧力で磨くには、まずは持ち方から見直してみましょう🪥✨

持ち方は、グー握り(パームグリップ)で握ってしまうと力が入り過ぎてしまう傾向にあるので、鉛筆を持つ様に(ペングリップ)持ってみましょう!どうしても歯ブラシが動かしにくい部分に関しては、適宜パームグリップに変えて頂いても大丈夫です

ではその適切圧ってどれくらいなの?その答えは100g~200gと言われています。

もう少し具体的にいうと、歯ブラシを歯に当てたときに毛先が広がらない程度が目安です。 過度に力を加えてしまうと毛先が広がり清掃効果を下げる原因になります。 また、歯面が磨耗して知覚過敏や楔状欠損になる可能性もあります。
指で爪を押した時に白くなるのが、丁度そのくらいの圧と言われています。思ったより軽く当てるだけでよいのだな!と感じるのではないかと思います!

鏡を見ず、他の作業をしたり、スマホを操作したりしながら歯を磨く方は、知らず知らずのうちにブラッシングの力が強くなっている可能性があるため、ぜひ注意してみてくださいね!

 

また、なかなかブラシの圧力感覚を掴むのが難しいよ〜

という方には、電動ブラシを使用するという方法もあります!

電動歯ブラシは電気の力で動くため、軽く支えるように持つだけで一定の圧力をかけて磨けます。手動であれば力を入れてしまうところと軽く磨くところの差がでてしまいますが、電動歯ブラシではその心配はありません。どの歯でも平等に同じ力で磨けます。これはとても大きなメリットだと思います。

一方で電動歯ブラシは使い方にも注意が必要です。

電動歯ブラシは自分で上下に動かさず、歯に軽く触れる程度で使用します。しかし手動の歯ブラシに慣れている方はついつい手でも動かしてしまったり、力を入れたりしてしまいます。高速で振動しているところに力が加わると、逆に歯の表面が削れたり歯茎に傷を作ったりする場合があります。

なので、使い方に気をつけながら使用をしてみてくださいね!

 

歯磨きは毎日のセルフケアです。定期的に歯科医院でのクリーニングと共に、お口のチェックを行うことでオーバーブラッシングを見直す良い機会になるかと思います🦷

最近、知覚過敏が気になってきた方、歯が長くなってきた気がする方がいたら是非定期健診時に相談してみましょう。

当クリニックでは、予防歯科にも注力し、患者さんのお口の健康を守るため丁寧な診療を心掛けています。気になる点やお悩みがあればいつでもお越し下さい。

藤沢市や湘南台周辺地域、「湘南台駅」付近で歯科クリニック(歯医者さん)をお探しの方は、是非カラーデンタルクリニック湘南台へお問い合わせ下さい!

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

湘南台の歯医者|カラーデンタルクリニック湘南台

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